ビージャン・シェミラニなどの活躍でまたスポットをあてられつつあるペルシャ音楽。本作は1988年レザ・ガッセミ(作曲、セタール)によってにパリで結成されたペルシャ古典音楽のアンサンブル、アンサンブル・モシュタックの2010年リリース作品。カナダ亡命中の女性歌手セピデー・ライサダットの歌唱をフィーチャーしていますが、イランではイスラム革命後、女性はコーラスこそ許されているもののソロを取って歌うことは許されていないとのこと…。この「14の快活な作品」と題されたアルバムは、実際は19曲収録されていて、メヴィアナ、ハフェズ、サディといったペルシャの大詩人の詩を援用しながら、レザ・ガッセミが作曲したイラン民主化運動への支援を歌った作品集です。ステレオでユニゾンし、それがあたかも風景として流れてくるようなセタールの素朴な響きとネイのかすれた音色が哀愁を誘い、凛とした(タブーを冒して唄っている)セピデー・ライサダットの歌声が非常に素晴らしい。ヨーロッパ~中東のトラッドファンには大推薦盤!(サプライヤーインフォより)
01. Bazparidan
02. Chant Et Ney
03. Ayari
04. Dastafshani
05. Chant Et Setar
06. Medadi Ke Chashme Mastat
07. Vajd, (Suivi De) Ta Dami Biassayam
08. Pishdaramad
09. Chant Et Setar
10. Eishe Modam
11. Solo Setar, Modulation A Shouar
12. Daftare Bimani
13. Solo Setar, Retour Au Monde Initial, Modulation A Esfahan,Chant Et Setar
14. Maste Doholzan
15. Solo Setar
16. Selselehye Mooyedoost
17. Chant Et Setar
18. Mahe Tamam
19. As In Marg Matarsid (Suivi De) Bouye Sharab
▽参考