サンバ歌謡の時代を代表する女性歌手エリゼッチ・カルドーゾの若き日の録音が久しぶりに復刻されました。エリゼッチのレコード・デビューは1951年、トダメリカでしたが、54年から2年ほど、コンチネンタルにも録音を残します。これはそんな彼女が56年に発表したアルバム。SP時代にデビューしたエリゼッチにとって、最初のLPレコードでした。名作曲家アリ・バローゾに書いてもらった作品を中心に、最初のサンバ・カンソーンと言われる「美しい花」などのカヴァーなど、幅広いレパートリー。エリゼッチが歌手として大きく成長した時代を象徴する内容になりました。ブラジル音楽ファンなら、ぜひとも持っていたいアルバムです。 また本CD化にあたり、オリジナル10インチLPの8曲に加えて、6曲のボーナスが収められました!