これがデビュー、ということです。エフティヒア・ミトリツァ、ギリシャ若手ピアノ弾き語り~7曲入りのミニ・アルバムです。資質や発声はエレフセリア・アルヴァニターキに近いかも知れません、が、そこ此処に漂うレトロなPOP&ROCKテイストにうならされます。(…なんだかビートルズっぽい?ギター&ベース&ストリングス&ホルンの隠し味が効いた)フォキーなバラード&メロディックなミディアムを、どこか懐かしいような歌声で綴ってくれます。これもまた、オヤジィ好みの1枚と申せましょうか?
見知らぬ場所で夕暮れを迎え、心細いようなイントロから聞き進むうちに、見知った場所に出てホッとした、みたいな??その歌声…、秋冬の夜の1枚としてオススメしましょう!7曲30分ほどの収録という短さも、また良し!聞けば聴くほどに味の出るデビュー作~注目してください。