いや〜、何て自由闊達でいて完成度の高い音楽 / ギターバンド＆パーカッション＆ヴォーカル・ミュージックなんでしょうね、ホント。この定常開放系ダンス・ミュージックの素晴らしさ、真似できませんよねえ（って、テキトーなこと言ってますが）、しかも夏向き！適度にユルイ、ビールがうまい！言うこと無しですねえ…、

スティールギター、というか、スライド・ギターの浮遊感！が素晴らしい１９７９年作品、オベイらしいジュジュが、ゆったりと楽しめる作になっています。ことに１曲目後半のギターバトル（と言うには、あまりにもリラックスした演奏ですが）、まるで、ナイジェリア版 “エリザベスリードの追憶” じゃないですか（言い過ぎ）？ともあれ、極まってますな、オベイ・スタイル（が、オベイにしては珍しくＬＰ起こしでしょうね、たまにチリノイズ…音質は上々ですが）！

1979!! Chief Commander Ebenezer Obey & His Inter-Reformers Band
Omo Mi Gbo Temi (Decca WAPS 468)
[A] Omo Mi Gbo Temi / Didake L’Erin Dake / O Ye Ki Adupe Lowo Obi / Mo Ranti Igba Omode / Ko Seni To Mo Ojo Ola / Ibi Rere Loke Yi Ngbe Mi Re
[B] Eje Ka Yin Eledumare / Inter-Reformers Gbere De/ Eni Moke Oluwa Kowi / Samuel Ogundele Adedoyin