あ、そうか、以前、コンゴ帰りの打楽器奏者であるところの奥村ケイコさんが、参加していたバンドだったんですね…、
イーグルスヴィジョン、思い出しました。
最近当方で、コンゴのレコードをオトナ買いしてくれたレオンさんに調達していただいたCDなんですが、で、聴いてみれば、レオンさんも1曲参加、淡々と歌うように語り、ヴィデオ・クリップにもシルクハット被ってフィーチュアーされていたのでした。
そういえば、イーグルスヴィジョンというコンゴのバンドが以前から日本で活動しているということ、何となく当方も知っていたハズで(聴いたことはなかったんですが)、このアルバムが、そのイーグルスヴィジョンだったんですね…
というのも、初め、ジャケに大きく記された”フォーカス”がグループ名だと思って、ネットでいろいろ調べてみても、出てくるのは、あのオランダのロックバンド、フォーカスばかり、そうか、新しいグループなのか?と勘違いしてしまいましたが、本作は、去年、満を持してリリースした最近作とのこと。
ま、それもソーですよね、このアルバムで聴ける演奏、新人に出せる味わいではないでしょう、っていうか、ジャケ写見ても、若々しい新人バンドという感じはしませんし(失礼)。
ともあれ、コンゴ現地の大所帯バンドとは一味違う演奏(多重録音も駆使しつつ)、イーグル・ヴィジョンならではの魅力を生み出しているところ、それは例えば、キーボード、ギター&ベース、サックス、そして打楽器によるシンプルな演奏が、コンゴ現地にはない、どこかしらジャズ〜フュージョン的な感覚とでも言えそうな新味を感じさせることで、これは一朝一夕にできることじゃないように思えます。
小編成であることを逆手に取って、チームワークで生み出した新しい魅力ということになるでしょう。そして、そのフュージョン感覚が、どこか颯爽とした雰囲気を醸しているわけですね!コンゴレーズ meets Far East〜コンゴとも、注目してみたいと思います。
1 Doctor Dance 6:04
2 Bozoba 4:39
3 Leon Mundele 7:58
4 Mobembo 8:14
5 Maswana maro 5:27
6 Bosiki 6:30
7 Yo kangi 4:57
8 maluma 4:36
JP Sensey – Vocal, Guitar, Bass, Percussion, Drums, Keyboard, Programming, Arrangment , mastering
Bijou Betu Bimpe – Vocal, maracas
Tabu Ngongo – Vocal, Sax
Charles Kaputu – Drum conga, percussion
Minori Matsuda – Keyboard