1916年生まれ、2001年に亡くなったドミニカ共和国出身の歌手ディオリス・バジャダーレス。30年代末から米音楽シーンで活躍して人気を獲得、メレンゲの普及に務めただけでなく、アレグレ・オールスターズなどへの参加でも知られています。
本作は、彼をフィーチャーしたプエルトリコ人バンドリーダー、フアニート・サナブリア名義のアンソニアからのアルバム『メレンゲス』(ALP-1201)を、曲順はシャッフルされていますが、全曲収めるリイシューです。
レパートリーはいずれも、フアニート・サナブリア率いるビッグバンドの伴奏によるメレンゲ。2曲目では、カリプソ風とでも言うか、英語詞を交えたりするなど、全体に洒脱で優雅な雰囲気も漂わせるビッグバンド・スタイルのメレンゲです。アコーディオン入りの野趣に富むコンフント・ティピコや、サックス陣のリフを強調した後のスピード感溢れるメレンゲとは、また違った趣きのサウンドが味わえます。
アルバムですが、音質は良好です。紙スリーブ・ジャケに、レコードに模した黒色盤が封入されています。(サプライヤーインフォより)
01. El Negrito del Batey (Merengue)
02. Good Morning (Merengue)
03. La Pela de Juana (Merengue)
04. Aflojaíto (Merengue)
05. Me Caso a los 36 (Merengue)
06. La Moña (Merengue)
07. En Donde Estas? (Merengue)
08. La Cachucha (Merengue)
09. Anaima (Merengue)
10. La Amaneca (Merengue)
11. Canto de Hacha (Merengue)
12. Fiesta (Merengue)