米西海岸の現在形カンボジアン・ロック・バンド=デング・フィーヴァー3作目が入荷しました!もちろん、紅一点、カンボジア出身女性歌手=コーン・ニモール嬢も変わらずキュート!なんとカンボジア公演を成功させ、ドキュメンタリー・フィルムも完成している(MYSPACEでちょっと観れます)らしい、ということですから、それはそれで、またもや期待大ですが、この新作アルバム、最初聴いた感じでは、セカンド作のキャッチーさがやや後退、ちょっと地味かも、という印象でしたが、聴き進むうちに納得、これは“本格派アジア歌謡ロック”アルバムなのだと納得しました。コーン嬢の歌声は、「夢のサンフランシスコ」でありつつカンボジア歌謡であり、バックの演奏は、西海岸インディー・ロックでありつつ、東南アジアのガレージ・バンドでもあるというダブル・ミーニング状態!いや、なかなかできることじゃありません、しかも、過去のカンボジア・ロックを再現しつつ、東南アジア歌謡の新たな展開も予感させる未来形バンドであるという離れ業!(今まで、これだけアジア歌謡世界に接近した北米ミュージシャンは存在しただろうか?という疑問さえ浮かびます。)これは問題作!
1.Seeing Hands 04:12
2.Clipped Wings 03:48
3.Tiger Phone Card 03:37
4.Woman in the Shoes 03:06
5.Sober Driver 04:05
6.Monsoon of Perfume 04:40
7.Integratron 03:43
8.Oceans of Venus 03:33
9.Laugh Track 03:29
10.Tooth and Nail 04:28
11.Mr. Orange 02:22
12.ONE THOUSAND TEARS OF A TARANTULA (BOUNUS TRACK)
〜RICE 国内盤 (REAL WORLD) 在庫あり / 解説 by サラーム海上
1世紀のアメリカ西海岸における最重要なワールド・ミュージック・バンドがこのデング・フィーヴァーだ。カンボジアでは国民的女性歌手として知られるチャウム・ニモルをヴォーカルにすえ、西海岸のオルタナティヴ・ロック・シーンで活躍する強者ミュージシャンらによって2003年にデビュー。ポル・ポト政権が発足する前に繁栄を見せたかつてのカンボジア歌謡と、サイケなガレージ風ロックとの絶妙な融合を聞かせてくれるのが、彼らのサウンドのミソだ。UKリアル・ワールド・レコードから世界発売された本作は彼らにとってのサード・アルバム。いよいよデング熱は世界を震撼させる!ボーナス・トラック付き(track 12)。(メーカーインフォより)
DENGUE FEVER / CANNIBAL COURTSHIP
DENGUE FEVER
KRONOS QUARTET WITH ALIM & FERGANA QASIMOV & HOMAYUN SAKHI / MUSIC OF CENTRAL ASIA 8 RAINBOW
KONGAR-OL ONDAR & PAUL “EARTHQUAKE” PENA / GENGHIS BLUES Music From The Motion Picture