米西海岸の“カンボジア・ロック”バンド=デング・フィーヴァー / スタジオ新録アルバムはなんと、ファンタジー傘下コンコルドから(ラテンJAZZの老舗レーベルです)!意外でしたが、聞いてみればいつもの通り….と思ったら、何だかチョーホム・ニーモル嬢がいつもと違う…と思ったら、なんとほとんどの曲を英語で歌っているんですねえ。なるほど、メジャー移籍の代償か、とかなんとか、したり顔をして聴き進んでいくうちに気がついてしまったことには、何だか、クメール語で歌っても、英語で歌っても、そんなに大きな違いのない情感&ノリを伝えてくれるチョーホムちゃんなんじゃないか、ということで、これはコレでなかなか聴き応えあり、と、バンド・アンサンブルの一層のカンボジア・ロック的向上を噛みしめつつ、思ったりしてみたわけでした。