CHICO SALLES / SERGIO SAMBA SAMPAIO POR CHICO SALLES

chico-salles2013 北東部出身で現在はリオを拠点に活動しているシコ・サーレスが発表した新作は、70年代を中心に大活躍を見せた異色のロッカー、セルジオ・サンパイオの作品を伝統サンバのアレンジで聞かせるという意欲作。
1994年に47歳で亡くなってしまったセルジオ・サンパイオは、70年代から80年代に掛けて活躍。その間に残したのはたった3枚のアルバムという寡作なアーティストでしたが、そのカリスマ性はいまも多くの人々の心の中に生き続けています。
そんなセルジオの名曲をシコ・サーレスがサンバ風味タップリにカヴァーした本作は、プロデューサーにカヴァキーニョ奏者のエンリッキ・カゼスを起用。さらに兄のベト・カゼスがパーカッションを担当するなど鉄壁の布陣で臨んでいます。
またゼカ・パゴジーニョのほか、ライムンド・ファギネル、ゼカ・バレイロといった人気者もゲスト参加するなど話題も豊富。2014年早々から大きくプッシュしたいサンバ・アルバムと言えそうです!

go top