CHEIKH IBRA FAM / PEACE IN AFRICA

全然気づきませんでした…というか、知りませんでした。
セネガルは元オルケストル・バオバブの若手歌手であり(4年しか在籍していなかったようですが)、マルチ器楽奏者でもあるシェイク・イブラ・ファムのインターナショナルなソロ・デビュー作だそう。昨年、出てたんですねえ…(セネガルでは “フリースタイル”名義で既に3作の現地盤があるそうですが、それも知りませんでした。セネガル人の父とマリ出身の母のもと、ガンビアで生まれたそうですが、年齢不詳。そして現在はインド洋のレユニオン在住だそう)。そろそろ、2作目も出そうな勢いで youtube に新しいクリップも上がってますね。で、ま、いろいろ演ってますが、その歌声、流石にイイですねえ!セネガリーズ、ですねえ、
ゲストには、バオバブ創設メンバーであり大先達の歌い手、バラ・シディベや、やはりセネガリーズ・ラテン系の先達といえそうなシェイク・ロー、あるいはカボヴェルデ生まれパリ在のレゲエ女声、モ・カラミティや、中央アフリカ生まれパリ在のラッパー、ボーディ・サットヴァ、そしてイブラ・ファムの叔父でもあるというガンビア在のギタリスト、コリー・シッセ(よく知りませんが、西アフリカ最高のギタリストの一人とされているそう)という面々。
ともあれ、セネガリーズ・ラテン・スタイルながらンバラの前傾姿勢を感じさせる “Yolele” 、バンバラのルーツを持つ母にちなんだ曲だというマリ・テイストの “Ayitaria” 、南ア流儀のハウス・ビートに乗せ(否、アフロビーツ!?)、ラップ&伸び上がるような歌声を聞かせる表題曲 “Peace In Africa”、モ・カラミティとの掛け合いで歌い上げるコラ伴奏入りレゲエ “Diom Gnakou Fi”、大先輩、バオバブ創設メンバーのバラ・シディベのコクのあるヴォーカルをフィーチャーした “The Future”等々〜なかなかヴァラエティに富んだ内容ですが、現在進行形セネガリーズとして、不意打ちのようなアフロビーツ系POP要素も楽しませてくれるアルバム!?かと思います。

>こちらで紹介されています(無断リンク陳謝&感謝)!

1.Peace In Africa -feat. Boddhi Satva 03:58
2.Cosaan 03:07
3.Yolele 03:22
4.Ayitaria -feat. Cheikh Lô 03:55
5.The Future -feat. Balla Sidibé 03:34
6.Diom Gnakou Fi -feat. Mo’ Kalamity 03:06
7.Diarabi 03:24
8.Jerejef 03:00
9.Dounde 04:18
10.Coumba 03:02
11.Cosaan -Original 03:19

*特に問題のない中古盤で在庫あります。¥2400

 

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