1998年のデビュー・アルバム『ダンサ・ダ・ヴォス』がここ日本でも大きな人気を博したブラジル人女性歌手カロル・サボイア。偉大なピアニスト、アントニオ・アドルフォを父に持つ彼女は、これまでにたくさんの意欲作をリリースしてきましたが、デビューから14年経った今年に発表した本作では、海外でも高い人気を誇るイヴァン・リンスとミルトン・ナシメントています。もちろんプロデュース/アレンジ/ピアノは父アドルフォが担当し、デビュー当時に強く感じさせたボサ・ノーヴァ~ジャズのテイストたっぷりのアレンジをここに再現。豪華なゲストも迎え、洗練されたブラジル音楽の美を追究しています。