ターキッシュROCKシーンでギタリストとして活躍した後1974年にデビュー作をリリースしているトルコ / ヴェテランSSWによる7年ぶりの新作です。若き日には、キャット・スティーヴンスやドノヴァン、そしてディランから影響を受けたというフォーク寄りのアーティストですが、淡々としたオヤジ声で語りかけるように歌う本作~好きなことを続けて来た男の強みと弱み、そして、哀愁、憂鬱、漂白、あるいはおそらく恋愛を歌っているんでしょう….??年月をかけて辿り着いた境地 / この人なりのプライヴェートな感覚のターキッシュ・フォークが、しっかりと実りを見せた作品かと思います。