現在に至ってもタイ/モーラム歌謡の女王として活躍するバーンイェン・ラーケンの、もしかしたらデビュー・アルバム?と言われている貴重なCD、初入荷です!たぶん、テープ起こし?やや音質が悪いのが残念ですが(冒頭、出だしのところでバーイェンの声がオフになってしまうという、しょーもなさ…)、が、しかしながら、この歌声の若々しさは特筆もの!70年代初め以前の録音であることは間違いないでしょうね。数いるモーラム歌手の中でも、一番柔らかくチャーミング、そしていかにも歌うことが好きでたまらない、という感じが滲み出す、あの名調子は既に若々しい少女っぽさの中にも出来上がっています。ケーン&パーカッション、3弦楽器のピンのみのバックながら、やっぱりイイですねえ!