パキスタン・ラホールから現代における伝統音楽の形を模索するレーベルSACHALの作品がまとめて入荷しました。こちらは初入荷~04年作 / インド古典音楽のエッセンスを8分ほどの長さに抽出し、サッチャルらしいインド古典楽器と西洋オーケストラをバックに表現した、古典音楽の現代的解釈「バンディッシュ」シリーズ第1弾です。歌はパキスタン人ヒンドゥスターニー古典音楽声楽家ウスタード・ファテ・アリー・ハーン(ヌスラットの叔父とは別人です)。8つのラーガで、形式はハヤールが6曲、ドゥルパドとトゥムリが1曲ずつ。ウスタード・ファテ・アリーの優しい歌声がインド古典音楽初心者の耳にもそれぞれのラーガの違いを際立たせてくれます。