ベリーズのガリフナ系音楽/気鋭による98年の録音です。ジャケのムードは、さぞかしハードコアなラップとかラガなんだろうなと思わせますが、違います。プンタ系パーカッション・アンサンブルを前面に押し出したダンス・ポップ?という感じでしょうか。既に録音から6年くらいの歳月を経ているわけですが、あまり余計な音が入らないシンプルな構成なので、古さもさほど感じさせません。…一番近い感じはソカでしょうか、しかしハチロク・ビートを順守してますから、例えば、ベネズエラのガイタなんかにも似ています。つまり、ソカとグァコとカホンっぽいパーカッションと、で、ベリーズ訛りの英語歌詞(ベリーズ公用語でもあります。)によるアフロかつスィートな歌声!という外観です。