TAXI SAUDADE / JA-BOSSA

taxisoudadeタクシー・サウダージ / ジャ・ボッサ
●笹久保 伸と久保田 麻琴によって“発見”された、秩父に隠れていたボサ・ノヴァの才能=タクシー・サウダージ。彼は、今年60歳の還暦を迎える、現役のタクシー・ドライヴァー。そんな彼が、ギターをつま弾きながら日本語歌詞でボサ・ノヴァを歌うと、まさにサウダージというしかない淡い色彩に回りの空気を変えてしままいます。修行僧かと思ってしまうその風貌からは、想像も出来ない、懐かしくも切ない感情表現。
●16歳で独学でギターを始め、日本各地を放浪した後、20歳代半ばにはブラジルに渡り、その後インドへと流れ、最終的に生まれ故郷の秩父に戻り、タクシー・ドライヴァーに。その間、ギターを引き続け、特にジョアン・ジルベルトのギター・スタイルをひたすら耳から学ぶ。そして、いつからか、ボサ・ノヴァの有名曲を独自の日本語歌詞にして歌い、また自作曲も手がけるように。こうして熟成されたタクシー・サウダージのスタイルは、他とは比較できない日本の哀愁とブラジル音楽のサウダージが入り交じった独自の境地に達しました。
●そしてこのたび、彼を“発見”した笹久保 伸と久保田 麻琴のバックアップによって、めでたくアルバム・デビュー。全11曲中6曲がオリジナル、残り5曲は、アントニオ・カルロス・ジョビンのボサ・ノヴァの名曲「ディサフィナード」と「イパネマの娘」にガーシュインの「サマータイム」、ジョアン・ジルベルトも取り上げたことのあるシャルル・トレネのシャンソンの名曲「愛のわすれもの」、さらに童謡「夏の思い出」。外国のカヴァー曲は、全て独自に自作の歌詞を付け歌います。
●ジョアン・ジルベルトのタイム感を感じさせてくれるギターもさることながら、日本人離れした低音が特徴的なスモーキー且つシルキーな声で歌う歌は、まさに熟成の極致。魅力的です。
●ゲストで、笹久保伸(ギター)と彼の朋友でシーク(サンポーニャ)奏者、青木大輔が参加。とブラック・ワックスのサックス奏者、Marino Ikemuraとブラジルのサンバの重鎮で現在は沖縄宮古島に住むクイーカ奏者Dami o de Sauzaダミアォン・デ・ソウザ(芸名:カジュー・ダ・クイーカ)がトラック6で参加しています。

(以上、ディストリビューターインフォより)

*いや〜、びっくりです。秩父っていったい…?
こーゆー男がいるんですねえ、日本にも。

これまで聴いたことのある日本語ボサノーヴァで最高位!
と断言させていただきます。

▽ 素晴らしい!声がイイ、呼吸がイイ、指使いもイイ、そして斜め横顔がイイ!


1. アベマリーア! 詞・曲/T.SAUDADE
2. 浜辺にて 詞・曲/T.SAUDADE
3. あのこはあのこは 詞・曲/T.SAUDADE
4. コラソン 詞・曲/T.SAUDADE
5. ディサフィナード 日本語詞/T.SAUDADE 曲/A.C.JOBIM
6. サマータイム 日本語詞/T.SAUDADE 曲/G.GERSHWIN
7. イパネマの娘 日本語詞/T.SAUDADE 曲/A.C.JOBIM
8. ペルーからの便り 曲/T.SAUDADE
9. 喜びも悲しみも 曲/T.SAUDADE
10. 夏の思い出 詞/江間章子 曲/中田喜直 編曲/T.SAUDADE
11. 愛のわすれもの 日本語詞/T.SAUDADE 曲/CHARLES TRENE


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