>こちらで紹介されていた作です(無断リンク毎度すみません!)。マリのフィメール・ヴォーカル・トリオのレ・ゴー・ド・コテバのメンバーだったそうです(アビジャンで活躍していたそうです)。ポッと出の人とは思えないその歌い口に納得、90年代から歌っていた人だったんですね。インターナショナルでのソロ・デビューCDとなる本作には、コラでシディキ・ジャバテ、ンゴニにバセク・クヤテ、ソクにズマナ・テレッタという凄い面子が参加。バマコ、ダカール、ニューヨーク、カリフォルニアでじっくり録音されたそうです。お手軽なマンデPOPにありがちな一本調子(名調子だったら別に文句ナシですが)は、まったく感じられません。多彩な曲想を織りなす各種アフリカの弦とギター、そして打楽器アンサンブル、フルート等によるバック&インタープレイの見事なこと。そんな変化に富んだ演奏の中、女声コーラス(多重録音?)を従え、姉御肌?でありつつ、実に繊細に、しかもプラウドリーな歌声の魅力を思い切り発揮してくれる1枚。コレはお見逃しなきよう。