attc vs Koharu / The Plum – itsuki no komoriuta & karakasa – dragon river

どちらも、長らく入手困難だった2枚の7インチ・シングルが、リミックス/リマスタリングを施して限定リイシュー!端唄と民謡、レゲエとモーラム、ニューオリンズが並走する脅威のパラレル・ミュージック!

こちら「梅は咲いたか/五木の子守唄」は2014年に円盤からリリースされ、もまたたく間にソールドアウトとなった attc vs Koharu のファースト・アナログ7インチ・シングルのリイシューとなります。特に「五木の子守唄」で聴くことのできるモーラムと日本民謡の湿度たっぷりの掛け合わせが多くの好事家を唸らせました。オリジナル盤にはなかったジャケット(クラフト紙の厚紙ジャケットにシルクスクリーン印刷!)を加えた新装復刻盤です。


こちら「からかさ/天竜下れば」は、20年にスウィート・ドリームス・プレスからリリースされたCD+書籍+7”シングルという豪華仕様アルバム>『縁かいな 〜Bring Us Together〜』に付属していたアナログ7インチ・シングルのリイシューとなります。同じく、クラフト紙の厚紙ジャケットにシルクスクリーン印刷にて新装リリースです!

attcが繰り出すレゲエ、モーラム、そしてニューオリンズのアンサンブル、そして、柳家小春の三味線とその歌声が、今回のリミックス(AMEPHONE)&リマスタリング(大城真)を経て、さらに鮮明に、さらに力強くポップミュージックの生命力とダンスミュージックのしたたかさを聴く者に伝える強力2タイトルです。どちらも限定枚数でのリリース、お早めに!

〜以上、メーカー・インフォメーションより抜粋させていただきました。

で、余談ですが、この attc の柳川アメフォン氏とは当方が WAVE で働いていた頃からのつきあいなのですが(30年近く前から)、ついこの間、こちらの両シングルが復刻されたということで(&カンボジアCD買付納品もあり)、ホント久しぶりにお会いしたんですが、昔っから老けていたのか、どうか?ありゃ〜、全然、昔と変わらないなあ、妖怪みたいな人だなあ、と、フト思いました。ま、それは、ともかくとして、この端唄の柳家小春さんとのロックスティディ・ユニットに関してお話をしていて、う〜ん、全然、違和感ないですよねえ、さぞ、お互い歩み寄ってるんでしょーねえ、みたいな御為ごかしな発言をすると、いやいや、全然、歩み寄っていないですよ〜、お互い自然に自分の音楽演ってるだけですよ〜、みたいな発言が返って来て、え〜っソーなんですかあ?と、いうことになったんですが、なるほど、よくよく聴いてみれば、テンポやコード展開は別として、お互い自然に端唄とロックスティディを並行して演じているだけ、好きなように三味線弾き語りで端唄を歌い、好きなようにロックスティディ・マナーの演奏を追求しているということに気づかされたのでした。だから attc VS koharu なのかと一応は納得したものの、う〜ん、それからも、ちょくちょく聴いては考えてはいるんですが…、異化効果とか、偶然の一致とか、瓢箪から駒とも思えず、これは一体何なんだ?と、はっきりとした結論は出ず。なかなか異なる光景を見せてくれる4曲であることは確か、なんですけど…さすが妖怪?


▼参考

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