「ヒマラヤのナイチンゲール」と呼ばれ、
数々のヒット曲を残した故アルーナー・ラーマーの名曲集。
基本、南アジア、ポピュラーソングとしてのガザルに準じた歌い口ですが、
もうちょっと雑食性が強い雰囲気、そこに透明感ある高音域の歌声で、
母性にあふれるような節まわしを聞かせる女性歌手でした。
1945年にダージリンで生まれ1998年に53才で他界するまでネパールの映画音楽や大衆歌謡を歌い大きな人気を得た女性歌手アルナ・ラマの代表歌集。7才の頃から歌いだし11才でコンクールで優勝、若くして芸術学士号を取得。ナーラーヤン・ゴパールやアンバー・グルンなど多くの有名作曲家が彼女の為に作曲。アーシャ・ボースレーのようなハイトーンで可憐に歌う彼女に歌声はインドのそれよりも全体に憂いをおび、ゆったりとした優しさに溢れています。全体の曲調はインドのガザルに影響を受けている、と言うよりもネパールのガザル(実際ネパールの人にもガザルで通じました)といった感じも。ただ、曲、歌声、バックの演奏どれをとっても日本人にはピッタリくる心地良さががあります。これは名作!(サプライヤーインフォより)