アルレータ(1945– 2017) ギリシャはアテネ生まれのミュージシャン、そして、作家、挿絵家、絵本画家としても有名でした。
彼女のファーストLPは1966年にリリースされましたが、それは、60年代後半のギリシャ音楽シーンに興っていた新たな波 “NEO KYMA” のムーヴメントの中で、広く好評を博しました。その非ライカ系のギター弾き語りスタイルは、北米のフォーク・ムーブメントの影響もあったかも知れません。
この後、ヤニス・スパノス、マノス・ハジダキス、ミキス・セオドラキスといった著名な作曲家から曲を提供されるようにもなります。本盤はギリシャ軍事政権成立の翌年にリリースされた1968年のサードLPのオリジナル復刻CD。清廉で飾りない、そして時代を感じさせるギター弾き語りですが、薄く翳りをおびた飾らない歌い口は、やっぱりギリシャならではのものでしょうか?
1 Είχα Ένα Αγόρι
2 Ένα Κορίτσι Δεκαεφτά Χρονών
3 Οι Νέες Των Επαρχειών
4 Παραμύθι
5 Τέλειωσε Το Πανηγύρι
6 Στο Ρυθμό Του Αγέρα
7 Ο Γιάννης Και Η Μαριώ
8 Τα Παιδιά Των Είκοσι Και Εικοσιένα
9 Η Κυρία Γυμνασιάρχου
10 Κόκκινα Χείλη Μου
11 Η Βαλκυρία Του Κάδρου
12 Όταν Έρθουν Τα Πουλιά
13 Παράκληση
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