ANNA BELLO / LAGRIMAS E RIMAS

ブラジル都市音楽の伝統の基盤にある、インスト音楽ショーロの歴史は150年にも及ぶとされています。そしてショーロが歌謡となったのも、もう80年も前のこと…。で、唐突ですが、そんな古い歌謡ショーロの伝統が新人女性歌手=アナ・ベーロの歌声で蘇りました!故アデミルジ・フォンセーカ以来じゃないでしょうか(というか、亡くなる直前までアデミルジにショーロ唱法を教えてもらっていたそーですが…)?まず、なんといっても、軽快に上下するショーロ独特の旋律を、ポルトガル語ならではのリズミカルな語感をもってたどるチャーミングな歌い口が素晴らしい!~そのコミカルでウイウイしい歌声は、まさに現在のブラジル音楽の状況からしてみれば奇跡的?ロベルト・サー以来の大型新人、とでもいいますか…”ブラジル歌謡” 音楽ファンなら是非お試しアレ!というわけで田中勝則さん、久々?ブラジルもの日本語解説で興奮していますよ!


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