アルゼンチン”音響派”仕掛け人、サンティアーゴ・バスケス率いる大所帯パーカッション隊、ラ・ボンバ・デ・ティエンポのメンバーであるアンディ・インチャウスティのセカンドアルバム。前作同様バスケスの元で鍛えたポリリズム感覚とブエノスアイレス独自のセンティメントなボーカルの融合はリサンドロ・アリスティムーニョやルシオ・マンテル等の今の世代の感覚ですね。ちょっとふざけたサンプリングやゲストのエセキエル・フィンヘルのビブラフォンのアンビエントな調べ。そして前作でも特徴的だった親指ピアノの気持ち良いミニマル感が涼しい前衛ポップ良盤!