1920年ベラクルス州ハラパに生まれ、83年に亡くなった20世メキシコで最も重要な歌手のひとりアナ・マリア・ゴンサーレス。50年代後半から60年代前半にかけて、コロムビアからリリースされた3枚の4曲入り7インチ盤を組み合わせた、アンソロジー形式の12曲入りリイシューです。
ボレロやランチェーラでの堂々とした歌唱はもちろん素晴らしいのですが、同7インチ盤に収録されていた7曲目、9曲目、11曲目、12曲目では、ヴィブラフォンを配したグアラーチャ調、シェークスピアの『じゃじゃ馬ならし』を原作とするコメディ映画『ラ・フィエレシージャ・ドマーダ』の挿入歌「アモール、ドンデ・エスタス・アモール」、コール・ポーター作のスインギーなミュージカル『カン・カン』の挿入歌、パラグアイの名曲「チョグイ鳥」が取り上げられて、軽やかな楽曲での歌声も本当に魅力的です。
盤起こしと思われ、若干のノイズは入りますが、音質はまずまず良好かと思います。紙スリーブ・ジャケに、レコードに模した黒色盤が封入されています。(サプライヤーインフォより)
1. Un Compromiso
2. Puñalada Trapera
3. Madrid
4. Tres Días
5. El Preso Nº9
6. Camino Verde
7. Si Tu Quisieras
8. Cien Años
9. Amor, Dónde Estas Amor
10. Flor Sin Retoño
11. C’est Magnifique
12. Pájaro Chogüi