童顔ながら、ウルフか寅造かK-1か?モー、FUJI以外はゼッタイに歌えないであろう感満載、そのドスの効いた生声&歌いまわしにビックリした次第〜FUJIファン限定超オススメですよ!
タイトルにある “マラボ” は、ギニア湾に浮かぶビオコ島に位置する赤道ギニアの首都のこと、その美しい街並みは、まるでヨーロッパみたいだね!という意味の曲らしいんですが(と、ナイジェリア盤サプライヤー氏は言ってましたが)、この童顔には似合わない?ドスの効いたラフ&ワイルドなナイジェリアンFUJIヴォイスにおいて、そんな安手な観光案内みたいな歌詞を歌っているとは、にわかに信じられない!ということにもなります。が、ま、FUJIの歌詞内容って、ホント何だかよくわからない(悪口だったりヨイショだったり、マジで褒めまくりだったり、時事問題だったり、愚痴だったり…)ということで、謎は謎として保留とさせていただき、その野太くラフにタタミ込む歌声、というか、咆哮、というか荒ぶる説経節というか?その前傾ワイルドなドラムス&トーキングドラム群による放流FUJIビートに乗せ、イイ加減なのか味わい深いのかよくわからない復唱を従え、よくよく聴けばワビもサビもある、かも知れない歌いっぱなしの1曲オンリー約40分収録となる本CD(ほんの少し所々ヒスノイズ・ミックスですが…?)、まだまだFUJIは終わってナイゼ!という確信に至ったのでした。