サラームのモロッコ買い付けCD第一弾は本邦初入荷！ モロッコのスーフィー教団ハマッチャの音楽を21世紀に継承するアブデルラヒーム・アマラーニー・マラケシー。ポップなアレンジの歌のアルバムも出していますが（DJクリックと共演なども果たし、昨年は台湾まで足を伸ばし、三週間も滞在し、ワークショップを行ったとのこと）、今回仕入れたのはもちろん100%ハマッチャの儀式音楽の盤です。ハマッチャは17世紀にシディ・アリー・ベン・ハマドゥーシュによってフェズで開設されたスーフィー教団。現代ではイサワやジラーラ、グナワとならび信者を集めています。その音楽はガイタ（ジャジューカやイサワでも用いられるチャルメラ笛）とスネア線を張った花杯型太鼓を複数組合せ、5拍子、10拍子（2+2+2+4など）のポリリズムと神を讃える歌を延々と繰り返します。フェズの世界宗教音楽祭では二時間ノンストップで演奏し、2000人以上の地元のおばちゃんや子供達をヘッドバンキングさせていました。このCDは20分強の曲を全2曲を収録。現地のトランシーな世界を垣間見れる録音です。

＜こちらも100%ハマッチャ
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