久々にタミル映画音楽のCDが入荷しました。「カダル(海)」は「ディルセ」などでも知られる名監督マニ・ラトラムの13年最新作。そして音楽はA.R.ラフマーン最新作です。ボリウッドではあまり遊びを入れないラフマーンですが、本拠地タミル映画においては様々な音楽的冒険を行っています。このアルバムは映画のテーマどおり、海を思わせる雄大で伸びやかなメロディーが中心。しかも映画の主人公がキリスト教徒の漁師のためか、あのラフマーンだけの瑞々しい曲想にゴスペル風あり、ブルース風あり、フルオーケストラまで用いています。ラフマーン、まだまだ作品ごとに音楽の領域を広げ、深化しています!
こちらは全曲試聴できます。↓