ブラジル版歌コンで注目された若干22歳ペルナンブーコ出身男性シンガーのメロウな初ソロ作!
ヘヂ・グローボの歌唱コンテスト形式のTV番組「ヴォイス・ブラジル」へ初登場時は16歳(!)、ファイナリスタとなり全ブラジル中の注目を集めるなか、コンピレーションへの参加や客演などを経てはじめて自らの名を冠した作品を発表したアイルトン・モンタホイオス。全ブラジル中のレパートリーをもって競い合う番組のコンセプトから、歴代のMPB佳曲なども得意としているのですが、自身のアルバムでは、カエターノ・ヴェローゾ”Não me aprependo”、ゼカ・パゴヂーニョ-アルリンド・クルス-ソンブリニャ”Alto lá”、カルトーラ”Que sejas bem feliz”、これらをやわらかなタッチで浪々と歌い上げるアイルトンのスタイルに寄せ、生ピアノや生ギターを主体にチェロのピチカート、ハープも取り入れ、重鎮アルチュール・ヴェロカイ、ゼー・マノエウ(p)やホビウソン・パスコアル(g)ら7人の編曲家によって、ゆったりとメロウでメランコリーを感じさせるようなアレンジメントが施されています。シンガー・ソングライターとしてのアイデンティティを誇持した自作曲”Do outro lado”に、ヘシーフェの同郷音楽家たち – ルーラ・ケイローガ”Portão” 、ゼー・マノエウ”Tu não sabias”も採り上げ、自らが何処から出づれ、如何方へ赴くのかを証ているかのように、堂々とした佇まいの一枚。(サプライヤーインフォより)