OKAWA & THE RULERS / お城の中で

ルーツミュージックファン待望の “Okawa & The Rulers ” デビューアルバム!!(CD sold out)

「タフな街を彩どるサウンドトラックにはスカがある。R&BにJAZZ,コンパもビギンもカリプソだってある。ただ、それら全てを1つのバンドで演奏するのはあり得ない事だった。そんなカオスは存在しないはずだった。だがそれを成し遂げようとするバンドが現れた! 78回転のレコード、SP盤のDJとして国内外で活躍するOKAWA78ことOkawa Takeshiが選りすぐりのミュージシャンを集め結成した”Okawa & The Rulers”だ。一曲目の一音目から最後の一音まで、ミリ単位に及ぶ一切の妥協を許さないディレクション。聴く物を狂わせる緊張感。勇気ある挑戦が新たな音の進化を生み出した。これは刺激とロマンに満ちあふれた”Okawa& The Rulers”という音楽なのだ。今、世界の裏道テーマソングがメインストリートへ鳴り響く。僕らが住むここ日本から」 Amemiya KSK (discos PAPKIN)

「サンテリアの神様」と呼ばれるRoman Diaz (ロマン・ディアス)をフィーチャリング。OkawaとNYで共作した新曲も収録。2015年inter FMでの生ライブが放送され、アフロ・ラテン・スカ・ニューオリンズジャズなどのルーツミュージックファンを中心に大きな話題となった新曲”お城の中で”と”Playa Bandera”が、初の音源化。(以上、メーカーインフォより)

ラスト ” PLAYA BANDERA ” イイ曲です。なるほど、コスタリカあたりの海に沈む夕陽を見ているような気持ちになります。カリブや南米のそこかしこ、あるいはニューオーリンズやベレンとかから流れて来た楽師たちが、キングストンあたりのホテルの専属楽団でルーティンをこなす夜々の中、とっておきのタイミングに、誰のためにでなく、自分たちのために演奏したような、イイ曲です。
そんな風に、一曲ごとに多彩な、カリブ周縁、中南米、あるいはアフリカ、ブラジルなど、遠くから巡り巡って来たメロディーやリズムが、この日本で、いろんな光景を見せてくれる作です。聴き応えあります。
それにしてもこの一発録りと聴こえる音質、音の質感、昔風の中音域の豊かさ、それを体験するだけでも得難いものがあります。

go top