リオのユニークなサンバ系ユニット=ファミリア・ロイッチマンのヴォーカリストがソロ・アルバムをリリースしてくれました!マウリシオ・カリーリョ、ペドロ・アモリン、ルチアナ・ラベーロらによる、カヴァキーニョとギターをフィーチュアーした、シンプルかつ繊細なショーロ風バックが、まず素晴らしくて、そこに、カエターノをもう少しナイーヴにしたようなレオのヴォーカルが、ハマります。サンバ王シーニョからノエル・ローザ、そしてカルトーラ、カエターノからトム・ジョビン、エドゥ・ロボ、エルトン・メデイロスなど、含蓄のうかがえる選曲。原曲のロイッチマン的解釈も面白く、古き良き曲に、新しい表情を与えています。