そもそもは久保田麻琴さんがエチオピア旅行で買い付けていただいたアルバムです!2005年の作と思われますが、これまで在米ワシントンのエチオPOP新作は入荷することはあっても、カセット時代以来、なかなか入荷しなかった現地スターのアルバム、待望の本邦初入荷、ということになるでしょうか。で、その内容ですが、もちろんOK!打ち込みも交えたハンド・クラッピング&パーカッションが、2ビート感覚のミディアム・アップ~跳ねるようなハチロク系リズムを打ち出す中、竪琴や縦笛、一弦の擦弦楽器などの伝統楽器に加え、アナログっぽいシンセ、オルガン等が、往年のエチオ・ポップを感じさせるグルーヴィーな演奏を繰り広げています。そして、そこにジャケの見た目通り?ヴァイタルで良くしなるエチオ風メリスマ満載のリード女声と、コール&レスポンス風のコーラス、喉笛ユーユー、男声による囃子等が加わった~お約束以上の高水準/コク芳醇でエチオピークスなグルーヴィー歌謡が展開されるわけです。