ブラジル出身で、1990年代からバルセロナ音楽シーンで暗躍し、当時勃興しつつあったこの街の多文化的なメスティーソ・サウンドの機運にサンバの国の風を運んできたヴァグネル・パ。彼率いるブラズーカ・マトラカの13年作です。ギター、ベース、トランペット、トロンボーンなど曲により入れ替えつつ、小ぶりのアンサンブルによるアコースティック中心の音作りで、小さなバーなどでの演奏が似合いそうな、初心に立ち返るかのようなサウンドです。もちろん、サンバやボサノヴァをはじめとするブラジル音楽要素に、レゲエ、ファンク、スウィングと彩り豊か。ルンバ・カタラーナ・シーンで活躍するペップ・リャドーのソングライティングとエレピのソロ、セスク・パスクアルのアコギ伴奏に乗せたラスト曲など、“大人”な魅力も醸し出していますね。(サプライヤーインフォより)
1. El roure
2. Quem disse
3. Na estrada
4. Pierrot
5. La lista
6. U outra (L’altra)
7. Na retina
8. Les flors
9. Sem voce
10. Tarde de invierno