UKフォーク・シーンの現在を代表する女性SSWのフォーク・シンガー・オヴ・ザ・イヤー受賞後初のアルバム
活況をみせているUKフォーク・シーンにおいて、2007年のデビュー以来多くの支持を集めている女性SSW/フィドル奏者の2年ぶり、7作目のアルバム。BBC Radio 2 Folk Awards 2014にて「フォーク・シンガー・オヴ・ザ・イヤー」を受賞し、その存在感は更に大きくなっていますが、本作は受賞後初めてリリースされる作品です。
イングランド中部イーデイルの出身のベラは10代の頃からフィドル奏者としてトラッド・グループに参加、並行してソロ・アーティストとしての活動も行い、2004年にBBC主宰のフォーク・コンクールに出場、最終選考まで残り注目を集めました。その後2007年にソロ・デビューを果たすと、各音楽誌から絶賛の嵐を受けるなど、ブリティッシュ・フォーク・シーンのニューカマーとして大評判を呼び、以降順調にキャリアを重ねて来ました。
伝承歌をアレンジした楽曲も多くレパートリーとしてきたベラですが、本作は自作曲のみの収録で、自身のSSWとしての個性を強く打ち出しています。自身の経験から構想した楽曲群の中には奈良美智の作品にインスパイアされた楽曲も。サウンドはプロデューサーを兼任するベン・シールが手掛けたプログラミングと、フィドルやバンジョーの響きが重なり合い、独特の陰影を醸し出しています。金管楽器の多用も新機軸。トラッド・ファンに限らず、女性SSW好きは要注目の作品です。(サプライヤーインフォより)