1986年イスタンブール生まれのメルべと、88年生まれのキュブラというエルドアン姉妹、2014年ファースト・アルバムとなります。メルべはイスタンブールのMMT(Modern Music Academy)で歌を学び、現在はそのアカデミーの職員でもあるそう。これまでに作曲においてプロの男性歌手に曲を提供した経歴も。キュブラは幼い頃からヴァイオリンを習い、学生の頃から数々のオーケストラで活躍する傍ら、やはりMMTに学んだSSWだそう。で、その内容、冒頭数曲を聴いて、一聴ラナ・デル・レイに影響されたかな、とも思いましたが、曲が進むうちに、ボサっぽい曲や緩いジャズ・ファンク調も並んだり、そうでもなさそうかなと…?でも、なんというか、ターキッシュ耽美内省派デュオ?とでも言いますか、とうとうこういうCDが出るようになったかと、溜息まじりの期待?ちょっと複雑な気持ちにさせる作品です。それにしても、この沼はいったい。