ジャヴァン、リタ・リー、ルーラ・ケイロガ、カエターノ、シコ・ブアルキ、ペドロ・ベイビー、ダニエル・ジョビンほかの手になる楽曲を、デビュー作を彷彿とさせるモノトーン or セピアなムードのボサ / ジャズ / カンソーンのテイストにおいて歌い上げたスタジオ新録4作目!ジャジーかつ沈んだ調子の伴奏に、なんだか後期マイーザを連想させるような?醒めた歌い口に秘めた情念、というか諦念を感じます。う~ん、なかなかのもんですねえ。そろそろもう“エリスの娘”という前置きはいらないでしょうね。第一声でわかるマリア・リタならではのカラーというもの、確立しています。