NUSANTARA BEAT

インドネシアの記憶とオランダの都市文化が交わる鮮烈なデビュー!

アムステルダムを拠点に活動するインドネシア系サイケデリック・フォーク・バンド、ヌサンタラ・ビートの待望のデビュー・アルバムです。メンバーは Altn Gn、Jungle by Night、EUT などオランダの人気グループで活躍してきた経歴を持ち、全員がインドネシアにルーツを持つ若者たちです。2022年に初ライヴを行い、ボンゴ・ジョーからリリースしたシングル「Djanger」「Kota Bandung」「Mang Becak」で一気に注目を集めました。
「ヌサンタラ」とは「群島全体」を意味する古い言葉で、インドネシアの多様な文化が一体となることを象徴しています。その名を掲げる彼らの音楽は、スンダ・ポップやガムラン音階〈ペロッグ〉といった伝統に根差しながら、サーフ・ギターやシンセサイザー、ファンクやサイケデリック・ロックの要素を自在に取り込み、21世紀的なポップ・サウンドへと昇華させています。
本作には全11曲を収録。ガムランの音色を取り入れた「Ke Masa Lalu」、夜の冒険心を描くエレクトロ・グルーヴ「Bakar」、サンダ語で幽霊譚を歌う「Kalankang」など、伝統とモダンが交錯する楽曲が並びます。ヴォーカルのメーガン・デ・クレルクは本作で初めてインドネシア語の歌唱に挑戦し、繊細な声で恋愛や神秘的な民話まで幅広いテーマを表現。インドネシアの記憶とオランダの都市文化が出会って生まれた、瑞々しくも力強いデビュー・アルバムです。
〜サプライヤーインフォより

1.Ke Masa Lalu 04:23
2.Kalangkang 03:35
3.Di Pantai 03:11
4.Bunga Mekar 03:31
5.Ular Ular 03:21
6.Kupu Kupu 03:45
7.Gapura 02:10
8.Hilang Kendali 04:05
9.Tamat 02:55
10.Bakar 05:33
11.Cinta Itu Menyakitkan 04:26

アムステルダム在の若手インドネシア系バンドの初作です。ジャケの女性歌手の水牛風三つ編み容姿に? やや引き気味で聴いてみたら、コレはイイ、新鮮だ! 往年のPOPスンダ風メロ&ビート使いのガールズPOPと言うべきでしょうか? ガムランっぽいペロッグ音階も聞こえるし、透明キュートなインドネシア語女声の歌につきそう、爽やか系サーフ・ギターが、またイイ塩梅ですよ。既に、本国POPスンダの動向があんまり伝わらない中、こーゆーバンドがまた起爆剤になって欲しい、ものですねえ…

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