コルドバのチェンバー・ラージ・アンサンブル。
ギター奏者フリアン・ボウリューとのデュオ作が素晴らしかった女性シンガー、アイレナ・オルトゥーベが在籍。彼女はフロール・スール・チェロ・トリオのアルバム「Andorinha」への客演を経て、アイレナ・オルトゥーベ、フリアン・ボウリュー&フロール・スール名義での作品を目下制作しており、春頃には弊社よりお披露目できる見込みです。要注目!
2013年にアルゼンチン・コルドバにてギターのパブロ・ロハスを中心に結成。エルメート・パスコアルの提唱するムジカ・ウニヴェルサリダーヂ、すべては音楽に繋がるという万有音楽理論に共鳴し、ジャズの手法に即興、アルゼンチンのコンテンポラリー・フォルクローレから、ブラジル、ウルグアイ、ペルーなどラテン・アメリカ中の音楽要素を取り込むというコンセプトのグループ。毎年1作品とそれに基づいたショーを開催することを目標に活動を続けて、3rdアルバムとなる本作は2018年に発表されたものになります。編成はflute, cl, tp, as, euph, key, b, drs, g, にアイレナ・オルトゥーベ(vo)という10人に、同郷のマグノリア弦楽四重奏を加えた、室内楽調のラージ・アンサンブル。ジャズ・フュージョン・スタイルのカンドンベに始まり、カルロス・アギーレに捧げられたm-2″Luna llena sobre el rio” では、先日S.S.W.としての二作目を発表したクララ・プレスタがアコーディオンで客演、木管のハーモニーと華やいだアイレナの歌声は、ショーロやトナーダ、ボサ・ノヴァなど、ラテン・アメリカをゆったりと回遊しながら、本作のテーマ、自然の情景と調和のとれたアンサンブルを紡ぎ出していきます。最終曲m-8″Tempestade”はエギベルト・ジスモンチに捧げられた一曲。(サプライヤーインフォより)