43歳という若さで亡くなってしまったンポンゴ・ラヴ(1956-90)は「ザイールの澄み切った声」と謳われたコンゴの女性歌手。子供のころに患った小児麻痺を克服(ただし少し障害は残ってしまった)し、1976年にプロとしてデビューを果たし、アフリカ屈指の女性歌手のひとりと目されるまでになりました。クリアな声質と正確なピッチを誇る彼女は、早くから自作自演で歌うようになり、一方でフェミニストでもあった彼女は一夫多妻制を積極的に批判していたそうです。本作はそんな彼女の全盛期録音を集めた2作品。ソウルっぽい豪華な伴奏をバックに、可愛らしくも堂々と歌うンポンゴが楽しめます。(サプライヤーインフォより)