★V.A. / チャブーカ・グランダに捧ぐ 2
生誕100年!“クリオーヤの貴婦人”チャブーカ・グランダの名曲たちを、カリブ中南米、スペイン等を代表するスターたちが歌い継いだ、決定的トリビュートの第二弾!
●2017年に発売された第一弾が評判を呼んだ好コンピレーション『チャブーカ・グランダに捧ぐ』の第二弾です。今回もベテランから若手まで話題のスターが参加しています。
●ペルーのムシカ・クリオーヤを1950年代からモダーン化した最大の功労者で、“クリオーヤの貴婦人”とよばれ、世界中でカヴァーされている名曲をいくつも産んだ、チャブーカ・グランダ(1920-1983)。日本でも、古くからのラテン音楽ファンにはお馴染みのSSWで、彼女のけれんみのない朴訥とした歌唱のファンも多い歴史的な音楽家です。また、1994年にブラジルのカエターノ・ヴェローゾが、世界的に大ヒットした全編スペイン語曲集アルバム『フィーナ・エスタンパ(粋な男)』でチャブーカの代表曲を取り上げ、アルバム・タイトルにもしたことで、さらに幅広いのファンを掴みました。
●第二弾の参加アーティストは、これまた作品が世界中でカヴァーされているメキシコのボレロ王、アルマンド・マンサネーロ、キューバのヌエバ・トローバの雄、パブロ・ミラネース、プエルトリコからは人気沸騰のイレ、ブラジルからはジジ・ポッシ。そして、ペルーは世界的に有名なテノール歌手フアン・ディエゴ・フローレス、ポルトガルはSSWのアントニオ・ザンブージョ、スペインからはロサリオ・フローレス、コロンビアからは大スターのカルロス・ビベスがペルーのノバリマと共演する他、バチャータのチャブーコ、アルゼンチンからはソレダ、SSWの大御所サンドラ・ミアノビッチとルイス・サリナス、カボ・ヴェルデのナンシー・ヴィエイラと多彩な顔ぶれです。
●バックは、ギターのウィリー・テリー、カホンのエドゥアルド・“パペオ”・アバンといったペルーの名手を中心に、アルゼンチンのピアニスト、リト・ビターレなどが曲により参加しています。第一弾に比べどの曲も歌い手の個性にあったアレンジが施されており、それがまたチャブーカの作品素晴らしさを際立たせています。
<ムシカ・クリオーヤとは>
ペルーのリマを中心とした都市に生まれた音楽。ヨーロッパ起源の3拍子バルス(ワルツ)や2拍子のポルカなどに、アフリカ的リズム感(4拍子やポリリズム)が融合し、多少のインディヘナの影響も伺える混血音楽。
1. 眠れる美しきもの Bello Durmiente – アルマンド・マンサネーロ Armando Manzanero
2. 象牙の塔 La Torre de Marfil – パブロ・ミラネース Pablo Milanés
3. マリア・ランドー María Landó – イレ iLe
4. 芝生の上で En la Grama – ジジ・ポッシ Zizi Possi
5. 隠された小さな道 Callecita Encendida – フアン・ディエゴ・フローレス Juan Diego Flórez
6. 旅人の愛 Amor Viajero – アントニオ・ザンブージョ Antonio Zambujo
7. グラシア Gracia – ロサリオ・フローレス Rosario Flores
8. 盲目の舟 Un Barco Ciego – チャブーコ Chabuco
9. 長い一夜 Una Larga Noche – ソレダ Soledad
10. かわいそうな声 Pobre Voz – サンドラ・ミアノビッチ&ルイス・サリナス Sandra Mihanovich & Luis Salinas
11. クレオール・ワルツ La Vals Creole – ナンシー・ヴィエイラ Nancy Vieira
12. 守らなければならない Me he de Guardar – カルロス・ビベス&ノバリマ Carlos Vives & Novalima
〜以上メーカーインフォより