コンゴ音楽のビッグ・ボス=フランコの楽団に80年代から参加、その後フランコが亡くなった88年以降もコンゴ音楽のリーダー的存在として広く親しまれてきた男性歌手=マディルー・システム/残念ながら07年の8月8に心臓発作のため亡くなってしまったのですが(享年57歳)、今作は彼が亡くなる1ヶ月前に完成したという遺作です。最晩年の作にもかかわらず、フランコ直系のコンゴ音楽を基調にしつつも、エレクトロなサウンドも交えた若い世代にも負けないようなダンス音楽スタイルも模索していたことが、窺い知ることができるような作品です。ニボマ、ウタ・マイ、シラン・ンベンザといった、現在はケケレで活躍している同輩音楽家たちも参加し、アルバムに華をそえています。
FRANCO ET L’O.K.JAZZ / QUATRE BOUTONS
KOFFI OLOMIDE / KOFFI CHANTE TABU LEY, LIVE
BUMBA MASSA / V70
Victria Eleison Dream Team Dream Band / VIVE LE KING KESTER EMENEYA