1959年生まれ、1992年デビュー、元テッサロニキでスタジオ・エンジニア、楽器修理に従事していたサナシス・パパコンスタディヌウと、1957年生まれ、1989年デビュー、マケドニア地方のハルキディキ生まれ、その後、家族でドイツに移住するも、長じて帰国、テッサロニキでニコス・パパゾグルにギターを習い、音楽の道へ入ったというソクラティス・マラマス。同じくテッサロニキに住まい、ほぼ同世代で、ともにニコス・パパゾグルやメリーナ・カナと親交があるSSW、ブッキラボーな歌い口もそっくりなわけで…、で、こちら、1995年の名作『アンドロメダと地球』以来の共演作。年取って、いっそうピッタリのコンビネーション、というか、どっちがどっちだか、わからなくなります。ECMみたいなジャケですけど、同じような枝ぶりの冬枯れた樹木2本、が、この二人に重なります。