人気女性SSWナザン・オンジェルが伝統風味溢れるポップス作品を発表!
いまやセゼン・アクスと双璧をなすトルコの人気女性SSWナザン・オンジェルが、2014年の『バズ・シェイレル』(サンビーニャ・インポート AYSI-9021)以来となる新作を発表してくれました。
ナザン・オンジェルは1956年生まれで、アクスと同じイズミルの出身。さらに70年代に歌手デビューを果たすという、まるでアクスの経歴をそのまま辿ったかのようですが、アクスのように若い頃からヒットには恵まれず、その名が広く知られるようになったのは90年代になってからでした。そんな彼女に、より注目が集まったのが、男性歌手タルカンの代表作として知られる『カルマ』と『ドゥドゥ』の2作においてスーパーヴァイザー的な立場で助力し、そのヒットに大きく貢献した時でした。その後はソロでも大きなヒットを連発し、現在ではトルコ・ポップス・シーンの最重要アーティストのひとりに君臨しました。
前作ではゲストにタルカンを招き話題となりましたが、今回は若手男性歌手マヌシュ・ババ(1986- )が1曲でゲスト参加しています。ポップ作品ながら、全体的に伝統色が濃厚なのが本作の大きな特徴。サズやウードといった弦楽器がフィーチャーされた曲もあり、トルコらしさが存分に感じられるトラックが数多く収録されています。さらにブックレットには印象的なイラストが満載されており、アーティスティックな雰囲気が存分に楽しめます。
この春最大級のトルコ・ポップスの新作と言えるでしょう!注目してください。 (サプライヤーインフォより)