SHEILA MAJID / WARNA


マレイシア・ポップスのトップ・スター、シーラ・マジッドの初期作が続々リイシュー!
 ワールド・ミュージック・ブームの頃、本国だけでなくここ日本でも大きな人気を獲得したマレイシアの歌姫シーラ・マジッド。今年は実に14年ぶりの新作オリジナル・アルバムをリリース、長年のファン歓喜の年となりました。彼女のシーン復帰を記念して、彼女がデビューから日本進出までの間にリリースした初期オリジナル・アルバム3作が一挙再発されましたのでご紹介します。これら初期作がオリジナルの形で再発されるのは2010年のデビュー25周年を記念してリリースされたボックス・セット以来のようです。
 1985年のデビュー・アルバムが『ディメンシ・バル』。リリース時、シーラは20歳。82年にデビューの契約を結んでいたとのことですから、まさに待望のデビュー作といったところ。それまでのマレイシアのポップス業界においては極めて斬新だった欧米のコンテンポラリーなポップスのテイストを取り入れたサウンドを打ち出して、シーラは一躍人気者に。この作品だけ非メジャーのレーベルで制作されているため、以降の作品とは制作体制が異なっている点は注目すべきところでしょう。愛らしいポップ・ナンバーが続々登場する初々しいデビュー作です。
 EMI制作の最初のアルバムとなるのが1986年の『エモシ』。本再発盤のジャケットに日本語で書いてある通り、冒頭曲のレコーディングを日本のEMIスタジオ・テラで行っているのを始めとして、贅沢な制作体制が整ったセカンド・アルバムです。本作からプロデューサーは、名盤『レジェンダ』も手がけ、後に結婚するロスラン・アジズが担当、最新作に至るまで彼女をサポートしているジェニー・チンが補プロデュースを担当しています。華やかさに溢れた本作は前作以上に大ヒット、東南アジアのメインストリーム・ポップスの方向性を定めてゆきます。
 1988年にリリースされた3作目が『ワルナ』。前作同様ロスラン・アジズ、ジェニー・チンらによる制作で、今やインドネシアを代表する鍵盤奏者/プロデューサーのインドラ・レスマナ(当時22歳)も参加、彼は表題曲を手がけています。これまで以上に様々な音楽要素を取り入れ洗練された音楽性を聴かせる本作はマレイシア国内は勿論、インドネシアを始めとする国外でも大ヒット、翌年の東京音楽祭出場~日本盤発売に繋がってゆきます。90年の名作『レジェンダ』の前作、という認識だけではもったいない、充実のポップ・アルバムです。 (サプライヤーインフォより)

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