GUISS GUISS BOU BESS / SET SELA

エトワール・ドゥ・ダカールのアラ・セックの息子、打楽器&ヴォーカルのマラ・セックと、ケベメル(セネガル北西部)のグリオ家系に生まれたサバールほか伝統打楽器奏者、アバ・ジョップ、加えて、イラン系ヒップホップ・ユニット出身のビートメーカー、ステファン・コンスタンティニ(出自不明)という3人組のデビュー・アルバムだそう。ウォロフの伝統的なダンス音楽を基盤に、〜trap, dubstep, UK garage, drum & bass, bass house, afrobass and kuduro 等からアイデアを吸収したというその成果、ウォロフ語で、“to visit” を意味するという “SET SELA” をタイトルに、ヤル気満々ですねえ! ウォロフ系女性グリオの “タス” とか、そしてもちろん “ンバラ” とかの雰囲気がそこかしこに感じられるところ、得点高いかも知れません。