NONGDIAW SUWANWENTHONG / LOM HAIJAI NAI ROONGPHAK


>こちら11年作が、当店のベストセラーとなっているタイ深南部の盲目の男性SSWにして、影絵芝居 “ナン・タルン” の演者、ノーンディアオ・スワンウェントーンの、おそらく7作目となる2015年リリースのCD(vol.7)が、久々に再入荷してまいりました!まずは、ちょっと音が悪いのですが、おそらくVCDでリリースされていたんでしょう、youtube に数々のクリップが上がっていましたので、お楽しみ下さい!
…というわけで、お聴きいただいてのとおり、本作の曲のならび、伴奏のあり方、メロディーラインなど、よりいっそうフツーのルークトゥン系POPに近い内容なのですが、というか、“ナン・タルン” で使われるダブルリードの管楽器もとうとう聞こえませんね。あるいは、幾つか聴くことのできたノーンディアオの旧作には聞いたことがないような、陽性のダンス・ナンバーや、野郎系コーラスとともに歌うロック調、コメディ声の女性 or 可愛らしいルークトゥン女声との掛け合いをフィーチュアーしたモーラムPOPっぽい曲も登場、これまで、常にどこかメランコリックな雰囲気をまとっていたノーンディアオが笑顔を見せて変化した感じでしょうか(ジャケも)?
が、ま、それはそれで、全然OK!もちろん今までのメランコリー路線の曲もちゃんと複数曲収録されているわけで、かえって多彩なムードの曲の並びを歓迎したいくらいですが、それでも、やっぱりどこかフツーのルークトゥンとは、微妙に違うようにも感じてしまうのは、やっぱりその歌声、でしょうね。シャウトしそうでしない寸止め唱法、タイの “サザーン・ソウル” と一部で言われるだけのことはある??その歌声!もしくは曲によっては、“ナン・タルン” の影絵人形を操りながらの “謡” と呼んでしかるべき、どこか語り芸に近いような唱法も今まで通りに聞かせて、ノーンディアオらしさもキチンと発揮してくれて、プラスもう一つ楽しい!? 15年作ですね。

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