IBRAHIM TATLISES ‎/ DOLDUR KARDAŞ IÇELIM, NESILDEN NESILE


若旦那カルイザワ=イスタンブール
・コネクション仕入れ(感謝!感激!)〜

う〜ん若い!イブラヒム・タトルセス、70年代後半アラベスク進出以前のクルド系ハルク / アシュクっぽさ全開の素晴らしいお宝初期録音コレクション15曲(77年の “Ayaginda Kundura” 78年 “Doldur Kardaş İçelim” LP アルバム収録曲も含みますが、ヴァージョンが違います!謎…もしかしたら、カセット化にあたり、録り直された録音かも知れませんね。そうなると、80年初め頃の録音となる可能性もあり?発売元の ÖMER PLAKÇILIK はLP時代からカセット時代初期にかけて、タトルセスと契約していました)〜ともあれ、こんなCDが出ていたなんて…(オフィシャルです)、正直すみません、見逃していました。
で、その内容、やっぱりスゴイですねえ!1952年トルコ南東アナトリア、民謡の宝庫とされるシャンルウルファ生まれ、1970年にレコード・デビューしたタトルセス、少しは下積みがあったのか、70年代半ば以降、80年代にかけて本格的にレコーディングを開始しました。そんな時期の録音から選曲されたと思われる本 CDを聴けば、う〜ん、この人の喉は、>天才民謡少年 三橋美智也さえ凌いでいる、と言っても過言ではありませんね(!?)。というか、世紀の変わり目の世界音楽シーンにおいては、隣国ギリシャのヨルゴス・ダラーラスと並び称されるべき歌い手だったんじゃないかと、あらためて納得させられます(資質は違いますが、双璧)。
80年代後半以降、タトルセスは、オルハン・ゲンジュバイ創出のアラベスク路線をおおまかに踏襲、ややアラビックかつムーディーな曲調を歌い込むようになり、クルド的なメリスマは抑えられることになりますが、それでも、その天性の歌声の魅力は隠しようもなく、しだいに周辺民謡的要素をミックスした独自なアラベスク路線を確立、トルコ大衆歌謡を代表する存在になったことは皆さんご承知の通りです。
けれど本CDの内容、そのタトルセスの知られざる若き日の歌声、ウズン・ハヴァ(ウズン・ハウ〜長唄)までしっかり聞かせてくれるこの時期のトラッドな素晴らしさは、ストレートに説得力がありますね、その際立った中高域で伸び上がる歌声の靭やかさ、他に較べうるものなし、と納得される方もいらっしゃるかと。残念ながら、当店の非公認テーマ曲 >”Erzurum Daginda”(70年代後半のシングル録音)は収録されませんでしたが…(?)、このCD、コブシ、メリスマのある歌を偏愛する皆さんに於きましては必聴とオススメさせていただきましょう!
それにしても、2011年の凶弾襲撃頭部損傷を経て、奇跡的に一命はとりとめたものの、タトルセスが以前のように歌えなくなってしまったこと、返す返すも残念無念ですね。

1. Düşenin Dostu Yoğimiş
Söz & Müzik: Muhlis Akarsu
2. Doldur Kardeş İçelim
Söz & Müzik: Anonim
3. Ela Gözlerine Kurban Olduğum (Gel Bari Bari)
Söz & Müzik: Anonim
4. Seven Bahtiyar Olmaz
Söz & Müzik: A.Rahman Kızılay
5. Şen Ola Düğün
Söz & Müzik: Uzun Hava
6. Ayağında Kundura
Söz & Müzik: Tahir Mukim
7. Dam Üstünde Un Eler
Söz & Müzik: Anonim
8. Yazı Yazdım Karasız (Uzun Hava)
9. Zeyno
Söz & Müzik: Anonim
10. Aman Eşref
Söz & Müzik: Anonim
11. Ruhumda Bir Sıkıntı Var (Uzun Hava)
12. Aşağıdan Gelir Omuz Omuza
Söz & Müzik: Anonim
13. Gel Gel Kaçma Sevmişem
Söz & Müzik: Çetin Özdemir
14. Kahrolasın Şu Almanya
Söz & Müzik: Anonim
15. Aşık Sazını Döver
Söz & Müzik: Anonim

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