MIWA YONASHIRO / MYAHK SONG BOOK “IMA”


★與那城美和 / ミャーク・ソング・ブック “IMA” >★

←こちらは裏ジャケになりますが、これもイイ写真ですねえ…、>こちら同様、手折のCDジャケです。でも、トナカイですよね、これ。どうして宮古島でトナカイなのか、その辺、当方寡聞にしてよくわかりませんが、きっと宮古にはトナカイが住んでいるんでしょうね(と、そのうちどなたかが教えてくれるでしょう)。それはともかく、與那城美和さん3作目となる新作CDです。また、当店でも扱わせていただくことになりました(感謝!)。

1.正月ぬアーグ Shogatsunu Aagu
2.ばんがむり Bangamuri
3.あやぐにー Ayagunii
4.東里真中 Agaɨdzatu mnaka
5.鳥ざ鳴き Tuɨza naki

全5曲約33分〜今回はアカペラです。そして、宮古島に伝わるいにしえのメロディー、古謡や子守唄を一人で歌った作品だそうです。宮古には三線が弾かれるようになるずっと前から  “アーグ”(=うた) が神歌以外の祝い唄や祈りの歌、叙事詩的な史歌なども、民の謡として伝えられているそうですが、そんな古い謡を無伴奏で、飾らず、力まず、淡々と歌っている作品です。
しん、とした静けさの中に響く與那城美和さんの歌声が、宮古の人々が幾世代も経て生んだ旋律を辿りながら、言霊のようにも響いて聞こえます。こうした “うた” 、なかなか聴けるものじゃないと思いますが、いかがなものでしょう。
ところで、本作は東京板橋区の安養院というお寺で録音されたそうですが、その録音時、歌いながら、與那城さんは貴重な体験をされたというようなことを、先日渋谷 li-po でのライヴの時、歌の合間におっしゃっていたと記憶しています。残念ながら、はっきりとは思い出せないのですが(相変わらず酔っていたので…)、その録音中、ご自分の歌っている “うた” の響きに、これまで以上に一体感を持つことができた、と、そういうことだったと思います。それで、與那城さんは、歌い手として、これまで積み重ねて来たことは正しかったと確信できた、と、そんな意味のことをおっしゃっていました。うろおぼえの話で恐縮ですが、この録音が、何かゆるぎのないものの中で成し遂げられたと解していいんじゃないかと思います。

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