ABBY LAKEW / YENE HABESHA


う〜ん、どーも見たことあるお顔と思ったら、>こちら2007年のデビュー作はUSの NAHOM レコーズから出ていたんですね。それにしても10年ぶりのセカンド・アルバム(その間、ずいぶんと成長したもの!13歳の時に両親と渡米、前作録音時にはダラス、テキサスあたりで活動してたらしいんですが、エチオピアへの帰還かなっての新作なんでしょう、たぶん。一昨年あたりから現地ダウンロード/ YOUTUBE シングル数曲が人気を呼んでいたようで、この完全新作CDアルバム発売につながったようです)。
歌い手としての成長も目覚ましものがありますが、この新作の魅力はその歌を活かすプロダクションの妙、欧米のエチオピア音楽ブームへのきっちりとした返答となっているかと思います。生音を使用しながら、さりげなくも緻密な打ち込み、欧米メイドのエチオ・サウンドに全然負けていない音作り、さじ加減が素晴らしく、逆にプログラミングに寄りそうかたちで、アムハラ民謡〜アズマリ的音感(マシンコの響き等)を強調することで、いっそう新鮮に聞こえるところに注目したいですね。前作ファーストの節まわしにあったR&Bテイストは完全に払拭され、歌い込まず、声量を強調しないその歌い口の、一声一声が辿るフレイズ、節まわしの微妙なニアンスからエチオピアらしさがグッと前面に漂って来ます。ヴィデオ・クリップの内容にもそんな傾向は反映されています、素晴らしい!
自ら曲作りし、自らのプロダクションでリリースされた力作です。

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