Islam Chipsy & EEK / KAHRABA


>月刊ミニヨンで、初めて聴いてびっくり!

Islam Chipsy(キーボード奏者) &  そのバンド=E.E.K. 、先だって当店 twitter でもって 「エジプトのYMO!??ついに世界デビュー?」なんて、一応現在進行形っぽくセンセーショナルなこと口走ってしまいましたが、実は2015年の作だそう、もう2年も前のリリースなんですね。それに、 YMOと言ってもこっちのトリオはキーボード&ツイン・ドラムの変則トリオですから、似ても似つきませんね。
ま、でも、そういう細かいことはともかく、音としてはかなりションキング、なんでもカイロのストリートミュージシャン・バンドだそうですが、バックを固めるドラムス二人がド派手なジール・ビート(ベリーダンス・リズム)をスラッシュ・メタル風に叩き出す中、ひたすらチープにヒン曲がった中高音域騒音シンセ弾きまくりのイスラム・チプシーのアヴァンギャルドさ、というかパンクというか、トリッキーというか、インダストリアルとはいわないか…??  その弾きまくり度、アラビックなシンセ弾きまくりで先鞭をつけたと目されるオマール・スレイマン付キーボード奏者をも凌駕していることは確か、でしょう。で、現地ではこの過剰なダンス・ミュージック、“エレクトロ・シャアビ” とか呼ばれている模様。
ところで、エジプトで “シャアビ”と言えば、スーパーススター、ハキムとか思い出しますが(音沙汰ナシ、どうしたんでしょう?)、時代は確実に変わっている、ということも感じさせますね。
それにしても、同じヴァイオリンを弾いても、西洋のヴァイオリン奏者とアラブのヴァイオリン奏者ではやはり音色が違うと言いますが、シンセ弾いたら、こうまで違うとは、げに恐るべしサカシマのグローバリズムの世界!

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