COIMBRA QUINTET / SERENATA DE COIMBRA

600リスボンと並び、ファドの中心地として知られるコインブラ。ただリスボンのそれと違ってなかなか多くは紹介されずにいるのも事実です。このアルバムは2012年に亡くなったファド歌手ルイス・ゴエスを中心に2名のポルトガル・ギタリストと2名のギタリストを加えて結成されたファド・グループ“コインブラ・キンテート”が1957年に発表された名盤のひとつ。当時LPで発表されたオリジナル盤ですが、それとは別に4曲がシングル盤としてフィリップスから発売されましたが、CD化に伴ってそれらも含めた形でリイシューされました。リスボンの格式高いファドと比べると、より大衆的でバンドらしいグルーヴが感じられるのがこの作品の特徴。メランコリックな演奏と哀しみの歌声が実に心に染み入ります。(インポーター資料から)

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