>こちらで早速紹介されています。無断毎度リンクすみません!(バルベス買い付け品 / シゲ子W感謝!)〜というわけで、アジューザ嬢がチャカ・カーンなら、このファトゥ・ゲウェル姐さんはアレサ・フランクリンでしょうね!って、毎度あんまり意味のない喩えなんですが、ま、そんな雰囲気ですよ、たぶん?? で、さすがアレサ姐さん!じゃなかった、ウォロフ系グリオ出身のヴェテラン女性歌手、ファトゥ・ゲウェル!14年同時リリース2作のCD、コレは強力です。聴き応えありますよ!ヘヴィーなンバラ・ビートに絡んで聞こえるグリオ系弦楽器ハラムのくねるような乾いた演奏も実にシブイんですが、ファトゥ・ゲウェルのサビのあるヴァイタルな発声&コブシ使いが予想を超えて凄かったんでビックリ。アレサよりスゴイかも知れんですね、コレは…。北米ブラック・ゴスペル VS セネガリーズ・グリオの対決というか、何というか(ヒッパリ過ぎですな…)。ま、そーゆーことはともかく、シャウトともメリスマともつかないこの歌声、ウォロフ系グリオ女性ならでは、というか、ほかではあまり聴けない歌唱であることは確か。場面によっては歌曲のメロディーよりも、たぶんウォロフ語のイントネーションの方が優先されているんじゃないかと想像できるその歌い口、聴きようによってはイスラムつながりでナイジェリアのフジ(女性だからサカラ?)とか、モロッコあたりの “ラアバット” にも繋がって行くんじゃないかと、そんな想像もふくらみますよ…。やっぱり、“タス”+ンバラということになるのかなあ?よくわかりませんが。ともあれ、久々コクあり過ぎなンバラですよ!
参考▽やっぱりちょっとアレサ?